中国軍事委副主席が米国防長官批判=「中国国民は日本での発言に不満」―中国メディア

Record China    2014年4月10日(木) 0時51分

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9日、范長龍(ファン・ジャンロン)中央軍事委員会副主席は今月8日午後、米国のヘーゲル国防長官一行と北京市で会談した。写真はヘーゲル長官。

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2014年4月9日、范長龍(ファン・ジャンロン)中央軍事委員会副主席は今月8日午後、米国のヘーゲル国防長官一行と北京市で会談した。

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范副主席は「習近平(シー・ジンピン)国家主席とオバマ大統領は先日オランダ核安全保障サミットで会談し、新たな大国間関係の構築という正しい方向を終始堅持する考えを改めて確認した。米中両軍は現在の両軍関係の良好な発展を大切にし、米中の新たな軍事関係の健全で安定した発展を共同で促すべきだ」と指摘した。

また「最近の米ASEAN国防相会議およびヘーゲル長官によるいくつかの発言に、中国国民は不満を抱いている。尖閣諸島問題において、米国はどちらの側にもつかないと再三表明している。理解に苦しむのは、それなのにヘーゲル長官が日本の集団的自衛権行使容認への歓迎の意を公に表明し、日本を後押ししていることだ。南シナ海問題では、南シナ海に対する中国の領有権主張は一貫した歴史的根拠のあるものであり、フィリピンが中国の南シナ海の島や礁を侵奪・占拠している。にもかかわらずヘーゲル長官はフィリピンの肩を持ち、中国を非難している。また現在、台湾との海峡両岸情勢は平和的発展という良好な関係だが、米下院は7日、台湾関連法案を可決した。台湾海峡情勢をかき乱すのは、完全に間違っている。中国は米国が責任ある大国としての高みに立ち、地域の安定と両国・両軍の友好発展にプラスのことをするよう希望する」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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