Record China 2014年4月8日(火) 19時8分
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7日、遼寧省瀋陽市で霊きゅう車から本物のお金がまかれるという現象が相次いで発生しており、交通渋滞を引き起こしている。
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2014年4月7日、遼寧省瀋陽市で霊きゅう車から本物の紙幣や硬貨がまかれるという現象が相次いで発生しており、交通渋滞を引き起こしている。瀋陽晩報が伝えた。
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中国では古来より、死者は橋を渡るのにお金が必要とされ、葬式の際に「紙銭」と呼ばれる紙でできたお金をまく風習がある。近年は政府の厳しい規制もあり、この「紙銭」をまく風習は減少傾向にある。しかし一方で、富裕層世帯が死者のために本物のお金をまくようになり、最近では分硬貨(1分=約0.16円)に代わり、1角(約1.6円)や1元(約16円)の紙幣や硬貨などが使われている。
霊きゅう車のピークは午前7〜8時ごろ。車からは硬貨や紙幣がまかれ、道路にはたくさんのお金が散らばる。そこに、労働者や老人がやってきて、まかれたお金をくまなく拾っていく。お金は霊きゅう車が走っている間、絶えずまかれるため、お金を拾う人の群れはどんどん増え、他の車が通れないなどの交通の乱れを引き起こしている。
瀋陽市鉄西新区民政局は民衆の通報を受け、この実態を把握。このような迷信行為は現代文明社会と相容れないと批判した。また、お金のために危険を顧みず道路に出ることは交通リスクをもたらすだけでなく、自身の命の安全をも脅かす恐れがあるとし、精神文明建設指導委員会弁公室や公安、行政執法などの複数の機関が共同で法律を執行し、葬式の際の公共秩序の妨害や公共安全に危害をもたらす行為に対し、処罰するとしている。(翻訳・編集/藤)
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