韓国企業で、余人をもって代え難い「中国通」が人気に=大学中国語科の入試倍率も毎年、過去最高―韓国紙

Record China    2014年4月8日(火) 8時40分

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7日、韓国で「中国通」が人気となっている。写真はソウル。

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2014年4月7日、参考消息網によると、韓国・朝鮮日報は5日、「韓国で『中国通』が人気に」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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中国の急速な発展とともに、韓国国内の中国関連の人材の待遇も変わってきている。以前は、留学からの帰国組といえば「米国通」だったが、対中関係の重要性が増すにつれ、中国留学の経験を持つ「中国通」の人気が上昇中だ。

大企業に勤めるある男性は、韓国人であるにも関わらず中学、高校と華僑の学校に通い、大学、大学院の専攻は中国語だった。卒業後は中国で5年生活し、人脈を広げた。韓国に戻ってからは大企業に入社し、対中輸出業務に携わってきた。難しい交渉も彼が担当すればまとまったため、会社ではなくてはならない存在となった。

彼のような「中国通」を重用するのは、特に経済界で顕著だ。かつては経営を学びに米国、日本を訪れていた人々が、今は中国に向かうようになった。両国の経済面での深い結びつきは、韓国の対中輸出が米国と日本への輸出の総額を上回っていることからもよくわかる。

ある大企業の人事担当者は、「中国関連の業務が増えるにつれ、『中国通』はどの会社においても代えのきかない人材になっている」と話す。また、各大学でも中国関連の学部は人気で、入学競争率は毎年、過去最高を記録している。ある学生は「中国語学科は唯一、就職が保障されている学科」と話しているという。(翻訳・編集/北田

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