Record China 2014年4月6日(日) 0時40分
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4日、韓国延世大学国際問題研究センターの研究員は、日中間の問題は深刻な歴史的要因を抱えており、その解決には日中両国の努力が必要不可欠で、米国の干渉は決定的な作用を及ぼさないと指摘した。資料写真。
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2014年4月4日、香港の中国評論通信社によると、韓国延世大学国際問題研究センターのジン・カイ研究員は日本の外交専門誌に掲載された記事のなかで、日中間の問題は深刻な歴史的要因を抱えており、その解決には日中両国の努力が必要不可欠で、米国の干渉は決定的な作用を及ぼさないと指摘した。
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米国にとって東アジア戦略は非常に複雑であり、地域戦略の余地は極めて少ない。日中間の衝突は米中間の交流の歴史よりもさらに複雑だ。日本と中国の間には良好な関係の時代もあったが、紛争や衝突、侵略、屈辱、報復、隔絶の時代は米国の建国史よりも長い。このため、米国は日中の間に入って重要な役割を果たすことができないでいる。
日本は米国の親密な同盟国だ。アジアの平和と安定のために、日中両国が米国の描いた設計図通りに動けばよいのだろうが、中国が米国の言うことを聞くとは思えない。さらにはアジアの恒久平和の実現に米国の存在が必要不可欠だとも思えない。日本と中国がそれぞれの同盟国を巻き込んで軍事的均衡を保とうとするならば、いつかは互いに疲弊するか戦争になる危険性がある。
中国のことわざに「トラの首に鈴をつけた者が、その鈴を取り外すことができる(問題を引き起こした人が、その問題を解決するべきとのたとえ)」がある。日本と中国の問題は両国が解決すべきであり、米国の干渉は無益だ。日米同盟強化によってもたらされた平和は一時的なものであり、長くは続かないだろう。(翻訳・編集/本郷)
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