フライメディア 2020年12月21日(月) 7時20分
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長引くマスク生活を少しでも明るくしたいという気持ちからか、香港の使い捨て不織布のマスクに変化がでてきている。
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コロナ第4波が猛威を振るっている香港。先日、11月30日付けで発令された規制をお伝えしたばかりだが、その後の新たな処置としてレストラン店内での飲食は夕方18時まで、そしてジムや美容施設などは一時閉鎖となった。
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そんな中で長引くマスク生活を少しでも明るい気分にしようという気持ちからか、各社から発売されるマスクに変化がでてきている。
因みに香港では使い捨てマスクが主流だ。手作りや既製品の布マスクも稀に見かけるが、使い捨てマスクの使用率は推測ではあるが、全体の85パーセント以上を占めているように見うけられる。また病院や一部ホテルなど、場所によっては布マスクでは入館できずに「サージカルマスク着用」を求める場所もある。重症急性呼吸器症候群(SARS)を経験してきた香港では、ウィルスに対する予防もシビアなのかもしれない。
日本のマスクをネットで検索する限り、布や洗えるタイプのマスクが主流で種類も多いようなので、マスク事情も所かわれば、である。
そして長引くマスク生活を少しでも明るくしたいという気持ちからか、香港の使い捨て不織布のマスクに変化がでてきている。香港製造や信頼できるメーカーの使い捨てマスクに、相当な数の「色や柄のチョイス」が出てきたのである。そしてそんなマスクの人気は留まるところを知らず、最近は「期間限定のマスク屋」がオープンをしているのをしょっちゅう見かけるようになってきた。
こちらは以前もご紹介した香港製造マスクを取り扱う「masklab」。以前ご紹介をしたのは尖沙咀の路面店だが、そちらの店は今も多くの人が出入りをして賑わっている。色の選択以外にも、キュートな柄や女性らしい綺麗な柄と各種の柄が揃っている事や、1枚ずつ個装になっており好きな柄を組み合わせて購入できる手軽さが人気の要因だと思われる。
先日中環(セントラル)という一等地(日本で言えば銀座や日本橋など、金融センターでありハイセンスな人びとが集まる場所)に、この「masklab」の大型路面店ができているのを発見した。
店の中に入らずとも外からも見ることができる商品陳列は、目を引くと同時につい中に入ってみたくなる、そんなディスプレイがされている。店内は尖沙咀の倍以上という広さ。壁には額に入ったマスク展示がされている。
テーマ毎に額に入れられたマスクは、遠くからでも欲しいものを見分けることができる上にセンスの良さも伝わってくる。
1枚ずつ買えるマスクは、服にあわせて付け替えできるのが楽しい。また似合うものを見つけたら箱買いすることも可能。
こちらの店で一番賑わっていたコーナーは、なんと「クリスマス」仕様のマスク。子供サイズだけではなく大人サイズも揃えられており、クリスマスムードを盛り上げるための大きな役目を果たしてくれそうだ。
そして同じ中環(セントラル)エリアで、期間限定の香港製造マスクのポップアップ店を発見した。広々とした店内に多くの人が出入りしていくので覗いたところ、マスクのポップアップ店だった。
Inspire Hubというグループが主催をしているもので、期間は12月21日まで。店を一回りしてみたが、全てが香港で製造をしているマスクであり、その多くのマスクが1枚から購入できるようになっている上、柄も様々だった。
子供用だけではなく、大人用まである。また、クリスマス柄は勿論のこと、クリスマスの後にやって来る新年用まで揃っていた。まさにホリデーシーズンに大活躍しそうなマスクばかりだ。
ポップアップ店では、クリスマス柄マスクだけではなく正月柄、干支が描かれたおめでたいマスクなども見かけた。香港でもマスクが機能性だけではなくファッションの一部として迎えられるようになったようだ。
まだまだ続くマスク生活。少しでも明るく楽しく過ごせるように、これからも面白い商品が出てくるのではないかと期待をしている。(提供/フライメディア)
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