Record China 2014年4月4日(金) 9時58分
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2日、中国の航空業界は急成長する高速鉄道のあおりを受け、売り上げが落ち込んでいる。写真は中国の高速鉄道。
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2014年4月2日、人民日報(電子版)によると、中国の航空業界は急成長する高速鉄道のあおりを受け、売り上げが落ち込んでいる。
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米デジタルメディア・Quartzが31日に掲載した記事によると、中国の各航空会社は昨年、軒並み減益となった。中国南方航空は前年比42%減、中国国際航空は同32%減、中国東方航空は同25%減だった。
燃料価格の高騰や格安航空会社の参入に加え、高速鉄道業界の急速かつ大規模な成長のあおりを受けたものと、航空業界は見ている。
記事では、「高速鉄道は中国の成長戦略の柱になるとみられている」と指摘。一方、航空業界については、路線の新規開設に軍の承認が必要なこと、中国の空港は世界で最も遅延が多いと言われ、乗客と航空会社がよくトラブルを起こすことなどを挙げている。
高速鉄道の営業距離は5年間で約9700キロメートルと急成長し、2015年には1万9000キロに達する勢いだ。1日当たりの利用者は延べ約200万人で、遅延もほとんど起きない。
台湾・中央社によると、高速鉄道の速達便業務が1日から、北京、上海、ハルビン、西安など20都市間で始まった。最短で同日中の配達が可能だという。(翻訳・編集/NY)
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