反韓感情が韓流ブーム抑えこむ、日本の地方空港で日韓路線が続々休止に―韓国紙

Record China    2014年4月1日(火) 19時47分

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31日、反韓感情の高まる日本では、地方空港が相次いで日韓路線の休止を発表。日韓関係の悪化から、韓国へ向かう日本人利用者が激減したことが原因だ。写真は大韓航空。

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2014年3月31日、朝鮮日報中国語サイトによると、日本の地方空港が相次いで日韓路線の休止を発表している。日本に広まる反韓感情から、韓国へ向かう日本人利用者が激減したことが原因だ。チャイナネットが伝えた。

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北九州空港では、唯一の国際線・釜山路線の運航が30日から休止となった。2012年7月、日本の格安航空会社・スターフライヤーを誘致し、1日2便、週14便の釜山路線の運航を開始。韓流ブームのおかげで人気路線となったが、12年末から日韓関係の悪化により、日本国内で反韓感情が広まったため利用者が激減。路線休止に追い込まれた。韓国からの観光客誘致が困難になった北九州の観光業界も落胆が大きい。

大韓航空は昨年、仁川−長崎路線の運航を休止。4月には静岡−仁川路線の定期便の運航も休止する。09年にオープンした静岡空港も日韓路線が「ドル箱路線」だったこともあったが、乗客が激減している。アシアナ航空は2月に関西−釜山路線の運航を休止。静岡路線も乗客減少で路線維持が困難な状況だ。

韓国を訪れる日本人は12年の351万人から昨年は274万人へと77万人(21.9%)減少。今年2月に韓国を訪れた日本人は18万9722人で、前年同月比12.6%減となった。一方で、日本を訪れる韓国人観光客は昨年、円安の影響により12年の204万人に比べて約40万人の増加となった。訪韓日本人の減少を訪日韓国人の増加でカバーできないことが、日韓路線の運航継続を困難なものにしている。(翻訳・編集/本郷)

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