Record China 2014年4月2日(水) 6時30分
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31日、インターネットメディアの急速な発展により、日中両国のユーザー数は大幅に増加。スマートフォンやタブレットの普及は両国の交流に大きく貢献している。しかし、日本と中国の間には深い溝が横たわっている。
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2014年3月31日、華字紙・日本新華僑報は「インターネットが日中関係にもたらしたものは何か?非理性 的意見の拡大に注意しよう」と題した記事を掲載した。
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インターネットメディアの急速な発展により、日中両国のユーザー数は大幅に増加。スマートフォンやタブレットの普及は両国の交流に大きく貢献している。しかし、日本と中国の間には深い溝が横たわっている。両国のインターネット情報の共有システムは完全に別物だ。日本のユーザーは楽天で買い物をし、フェイスブックでつながり、LINEを使うが、中国人は陶宝(タオバオ)で買い物をし、人人網でつながり、微信を使う。それぞれはとてもよく似ているが、交わることは決してない。
日本人は情報の多くを新聞から得るが、中国人はインターネットから得る。ネット上では感情的な文章は拡散されやすい。米カリフォルニア大学とイェール大学による合同調査の結果、ネットユーザーの感情は伝染しやすいことが分かった。この研究チームはフェイスブック上で長期にわたる追跡調査と実験を実施した。日中関係をみると、この結果が正しいことは明らかだ。
日中両国のネットユーザー人口は膨大で、インターネットの影響力は計り知れないものがある。日本と中国のインターネットシステムが平行線をたどっている現状と、ネット上での感情が容易に伝染することから、その運用が適切でなければ、非理性 的な感情の伝染・拡大を招くことになるだろう。(翻訳・編集/本郷)
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