豪元首相「対中関係は日本に学べ」―中国メディア

Record China    2020年12月3日(木) 13時20分

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2日、観察者網は、オーストラリアの元首相が同国の対中関係について「日本に学ぶべきだ」との見解を示したと報じた。

2020年12月2日、観察者網は、オーストラリアの元首相が同国の対中関係について「日本に学ぶべきだ」との見解を示したと報じた。

ケビン・ラッド豪元首相は1日、米国で開かれた香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによる中国に関する会議に出席した際、「日本とオーストラリアは米国の親密な盟友であり、中国とも密接な経済的つながりを持つ、民主、自由の国である。異なるのは、日本が中国との間に東シナ海の領土紛争を抱えていながら、安倍晋三前首相や菅義偉首相が中国との関係をうまく処理して、問題を危機にまでエスカレートさせていない点だ」と語り、日本による中国との付き合い方は、オーストラリアにとって特に啓発性があるものだとの考えを示した。

また、2007~13年に首相を務めた後、2年間外相も担当したラッド元首相が「今のような豪中関係は記憶にない」と語るとともに、米大統領選で勝利したバイデン氏がこのまま年明けに大統領に就任することになれば、オーストラリアを取り巻く情勢にポジティブな変化が生まれるとし、そうなった場合には「両国が拡声器を置いて、なじみ深い外交的手段で問題解決を図るよう望む」と語った。

記事によればラッド元首相は「拡声器をテーブルの下に置く」という点でも日本を称賛したほか、日本政府が「あらゆる事柄に対して沈黙を守るのではなく、選択的に沈黙を破る」外交政策を展開していることも評価した。(翻訳・編集/川尻

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