2014年3月27日、スマートフォンやパソコン上で無料通話やチャットのできる専用アプリLINEは、タイにおけるユーザー数が急激に伸び、2400万人に達したため、タイに事務所を開設する運びとなった。LINEタイのディレクター、リー氏が発表した。LINEは世界中で3億9000万人のユーザーがおり、日本が最大の5000万人、続いてタイの2400万人、インドネシアの2000万人と続く。

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タイに特化したサービス、コンテンツ、提携に関する計画を持ち、今年前半には2つのゲーム、「LINEレンジャー」と「LINEゲット・リッチ」をタイ市場に提供する予定だ。LINEユーザーが固定・携帯電話を通して、家族や友人と話せる新たな電話サービスも開始。LINE店舗では新規のスタンプも販売される。LINEモールを通じて、eコマース市場にも参入し、LINE音楽、ビデオ通話、月3本の新作ゲームの提供も計画中。

LINEの時価総額は233億ドル（約2兆3300億円）で、世界中に8500人の従業員がいる。世界中で3億回以上ゲームがダウンロードされ、世界5位のサーチエンジンでもある。収益はゲームから60％、スタンプとサービスからそれぞれ20％。

今年末までに従業員を100人増やす計画で、現在は79のLINE系アプリケーションと POP、Bubble、パーティーランなど12のゲームを提供している。（提供/Global News Asia・翻訳/編集：YK）