2014年3月26日、中国のニュースサイト・騰訊（テンセント）によると、マレーシアのナジブ・ラザク首相が24日夜、英国航空事故調査委員会の分析した結果にもとづき、消息を絶ったマレーシア航空370便が南インド洋に墜落したと発表したが、事件後のマレーシア政府の対応に中国人の多くが不満を感じるところとなった。

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そうした中、中国の人気俳優チェン・クン（陳坤）が自身のミニブログにマレーシア政府の一連の対応に激しい怒りを表し、「商品から旅行まで、マレーシアのすべてをボイコットすることにした」と発表。さらに「僕はマレーシア政府を軽蔑している」とまで書き込んだ。

これを読んだネットユーザーの中には「名の知れた芸能人として言葉にもう少し慎重になったほうがよいのではないか」と苦言を書き込む人もあったが、チェン・クンは「ありがとう、でも僕は芸能人である前に1人の中国人なんだ」と応じた。

マレーシア政府の対応に強い不満を示しているのはチェン・クンだけではない。女優のチャン・ツィイー（章子怡）やその恋人でミュージシャンのワン・フォン（汪峰）など、中国の芸能人の多くがマレーシア政府やマレーシア航空に対する怒りや不信感を示す書き込みをしている。（翻訳・編集/岡田）