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年齢、身長、収入…「最幸の結婚生活」をもたらす黄金比がネットで話題に―中国

Record China    2014年3月29日(土) 9時34分

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26日、夫婦の年齢差は3歳、身長差は12cm、収入比は1.5対1、親とは「スープの冷めない」距離に住む―最近、「最も幸福な結婚生活を実現させるための黄金比データ」がミニブログで発表され、話題を呼んでいる。

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2014年3月26日、夫婦の年齢差は3歳、身長差は12cm、収入比は1.5対1、親とは「スープの冷めない」距離に住む―最近、「最も幸福な結婚生活を実現させるための黄金比データ」が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で発表され、話題を呼んでいる。揚子晩報が伝えた。

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「全くその通り」と納得し、これらの基準にもとづいて人生のパートナーを探すべきだと主張する人がいる一方で、「年齢、収入、身長の条件がこの基準に合致しない夫婦は、幸せな結婚生活を送れないの?」と疑いの眼を向ける人もいる。ネットユーザーの実態は、「条件を満たしているけど不幸な人」や「条件を満たしていないが幸せな人」など、さまざまだった。

○「最高の結婚生活」を決定づける5つの「黄金比」

1、身長差12cm

女性の多くは、逞しい男性に護られたいと思っている。夫が自分より背が高ければ安心感が得られる。身長差が10cm以上だと、「華奢で可愛らしい女性と逞しい男性」のカップルに見え、視覚効果が高い。身長差が12cmだと、ハグやキス、手を繋ぐなどどんな行為も、とてもバランスが取れて「さま」になる。

2、給与差1.5倍

「男性は外で働き、女性は家をまもる」という伝統的な観念の影響から、家計を支える経済的責任は、女性より男性の方が重いと考えられている。経済面で、妻は夫に対してより多くを期待するが、あまり過剰な期待を押しつけたくはないとも思っている。「1.5倍」が妥当な数字ではないだろうか。ある調査から、夫の給料が妻の1.5倍というバランスが、家庭の経済生活が最も円滑に進む割合であることが明らかになった。

3、年齢差3歳

一般的に女性の方が男性より早熟で、カップルが平和な家庭を営むためには、心理的な年齢が近い方がベターだ。女性が大学生になる頃、男性が社会人になり、女性が大学を卒業する頃には、男性は仕事のキャリアもかなり安定しているため、結婚するにも良いタイミングを迎える。2-3歳の年齢差のカップルは、心理的な成熟度から見て、かなりバランスが取れている。

4、両親とは「スープの冷めない距離」を置く

今の若者達は、生活の質にかなりこだわると同時に、自分を大切にし、自分を疎かにすることを嫌う一方、責任感もかなり高い。親との同居を好まない若夫婦は多いが、親に何かあった時には面倒をみなければならないと自覚している。親と別居する場合、彼らにとってベストな距離は、「子供が作ったスープを親の元に運ぶ時、それが冷めてしまわず、暖かいうちに親が飲める距離」だ。

5、適度な夫婦の距離感

お互いに適度なプライベート空間があれば、お互いに十分呼吸することができる。このようにそれぞれの独立性を保てば、相手に対する思いやりの心をキープすることができる。

○ネットユーザーの視点:「ごもっともだが非現実的」

南京の公務員「小人魚」さんは次のようにコメントした。

1番目の条件を除き、我々夫婦には全て当てはまらない。だが、我々はすごくうまくいっている。幸福を感じるのは、外的な要因によるのではなく、自分の心が幸福だと思うかどうかだ。私と夫は大学時代の同級生で、私立学校の教員をしている夫は、典型的なオタクで、ごく普通の男性だ。

夫と知り合ってから今まで、美味しいものがあると、夫は必ず、私と子供に先に食べなさいと言ってくれた。知り合って11年、子供は2歳になった。同窓会で、他の同級生がどんどん出世していくのを見ると、少しガッカリすることがある。でもその後で、夫と一緒に歩んできた長い道のりを振り返ってみると、心のバランスがとれる。幸せとは、小さな心の温もりの積み重ねなのです。

○黄金比にほぼ全て当てはまっていても離婚するカップル

あるネットユーザーは、「私と前夫とは、黄金比の条件に当てはまっていた。彼は某国営企業の中間層で、身長175cm、1980年生まれ、年収は20万元(330万円)ほど。私は外資企業勤務で、年収は10万元あまり、身長162cm、1983 年生まれ。お見合いで知り合い、お互いにお似合いのカップルだと自認した。一緒にいると、条件のほとんどを満たす私達は、誰から見ても『赤い糸で結ばれた2人』に見えただろう」と話した。

しかし、このような「絵に描いたようにお似合い」のカップルの結婚生活は、1年足らずで暗礁に乗り上げた。お互いの家庭の条件は申し分なく、家柄も吊り合いが取れていたが、その条件の良さ故に、問題に突き当たった時、どちらも決して譲歩しようとしなかった。「新居のインテリアから結婚写真、さらには結婚式にいたるまで、事あるごとに衝突し、お互い妥協しなかった。結婚後も、日常生活の些細なことで衝突し、お互いの溝が深まる一方となり、お互いに譲り合うことができずに、ついには離婚という結論に至った」と振り返った。

○ごもっともだが非現実的

これらの「幸福な結婚のための条件」について、あるネットユーザーは、「これらの条件に、私達夫婦はひとつも当てはまらないけれど、まもなく結婚10年目を迎える」とコメント。別のネットユーザーも、「私達の両親の世代で、これらの条件に当てはまる人なんているかしら?条件とかけ離れていても幸せに暮らしていない?確かにごもっともだけど、現実的ではない」と投稿した。これらの条件の一部について、多くのネットユーザーは、「黄金比は、ある程度参考になる。少なくとも、男女の吊り合い、バランス、特に収入のバランスが取れていれば、家庭の安定にプラスに作用するだろう。だが、条件を頼りに相手を探すのは全くナンセンスだ」と考えていた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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