Record China 2007年6月4日(月) 20時2分
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2007年6月2日、湖北省武漢市の社会科学院水生生物研究所内にある、「揚子江カワイルカ館」で、人工飼育中としては史上2頭目となる揚子江カワイルカの赤ちゃんが元気に誕生した。
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2007年6月2日午後2時20分、湖北省武漢市の社会科学院水生生物研究所内にある「揚子江カワイルカ館」で、人工飼育中としては史上2頭目となる揚子江カワイルカの赤ちゃんが元気に誕生した。
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産まれたのは全長70cm、体重5kgのオスの赤ちゃん。妊娠時期を昨年2006年の6月20日ごろと研究所員たちは見ており、母カワイルカのお腹のなかに11か月半いたことになる。***
研究所副所長の王丁(ワン・ティン)氏によると、この母カワイルカは1999年に湖北省石首天鵝州保護区から送られてきたといい、現在9歳。2005年7月にも世界初の成功例である人工飼育中の自然交配・分娩で第1子を産んでいる。
絶滅の危機に瀕している揚子江カワイルカは、毎年7.3%ずつ減少しており、現在長江に生息しているのは1100頭から1200頭といわれている。社会科学院水生生物研究所が揚子江カワイルカの人工飼育に成功して11年。2頭の子イルカを含め、現在6頭の揚子江カワイルカを飼育中である。(翻訳・編集/本郷智子)
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