日本でパンダ誕生、中国外交部報道官「『山川異域、風月同天』の証人に」

人民網日本語版    2020年11月24日(火) 10時50分

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中国外交部の趙立堅報道官は、和歌山県のアドベンチャーワールド」で飼育されているジャイアントパンダの出産について回答した。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は23日の定例記者会見で、「中国在大阪総領事館によると、11月22日、和歌山県白浜『アドベンチャーワールド』で飼育されているジャイアントパンダの『良浜(ラウヒン)』がオスのパンダを出産したとのことだが、この赤ちゃんパンダにお祝いのコメントをいただけないか?」という記者の質問に回答した。

趙報道官は、「私もこの喜ばしいニュースを見た。パンダの赤ちゃんが日本で元気に成長し、幸せに暮らすことを願っている。赤ちゃんパンダに関心を寄せ、愛護している『パンダファン』にも感謝の意を表したい」と述べた。

趙報道官はさらに、「ジャイアントパンダは中国の国宝であるとともに、国の『名刺』でもあり、各国の人々から愛されており、友好の使者という名に恥じることのない存在だ。1972年に、『康康(カンカン)』と『蘭蘭(ランラン)』が日本に渡ると、日本ではパンダブームが起こった。それから50年近くにわたり、パンダは日本国民の中国に対する理解を促進し、中日の民間の友好を促進するために独自で重要な役割を果たしてきた。新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中で誕生したこの赤ちゃんパンダが日本の人々に喜びをもたらし、中日の『山川域を異にすれども、風月天を同じうす』の友好を見届ける証人になると信じている」とした。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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