2014年3月23日、香港の俳優チャップマン・トー（杜[シ文]澤）と中国のネットユーザーとの舌戦がヒートアップ。ネット上では出演作品のボイコットを叫ぶ声が高まっている。新浪が伝えた。

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台湾では現在、中台間で結ばれたサービス貿易の自由化協定について、反対および審議やり直しを求める学生たちが立法院（国会）占拠を続けている。この活動に支持の声をあげた芸能人の1人が、俳優・歌手・司会者などマルチな活動で知られるチャップマン・トー。しかし、彼がフェイスブックやインスタグラムで発表したコメントについて、中国のネットユーザーが猛反発。チャップマンもこれに対抗姿勢を見せ、舌戦が繰り広げられている。

中国版ツイッターの新浪微博（Sina weibo）では、「中国からの追い出し」を討論する場に、23日現在で11万人を超えるユーザーが参加。チャップマンの主演映画を徹底的にボイコットしようと呼びかけている。

さらに、中国のネットユーザーの怒りは、チャップマンの妻で女優のクリスタル・ティン（田蕊[女尼]）にまで飛び火。「外出する時は気を付けろ」「一緒に葬ってやる」など、危険な言葉も飛び出している。夫婦の安全を危惧する声もあがっているが、チャップマン本人は「心配ない」とコメント。また、自らのフォロワーは現在60万人いるので、「少なくとも50万人は僕を支持してくれる」と自信を見せている。(翻訳・編集/Mathilda)