米国人による外国人児童養子縁組みが急減、虐待死問題でロシアが禁止令―米国

Record China    2014年3月24日(月) 8時16分

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21日、BBC中国語版サイトは、米国人の外国人児童養子縁組み数が急減していると報じた。2004年の2万2884人をピークに減少が続き、13年には7094人となった。写真は米ニューヨーク市の地下鉄。

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2014年3月21日、BBC中国語版サイトは、米国人の外国人児童養子縁組み数が急減していると報じた。

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米国務省は21日、13年度財政報告を発表した。その中で米国人の外国人児童養子縁組み数が7094人と発表された。04年の2万2884人をピークに年々減少を続けている。送り出し国の1位は中国だが、こちらもピークだった05年の7903人から2306人と大きく数を減らしている。

養子縁組み数の減少は送り出し国の規制強化が要因とみられる。中国に次ぐ数のエチオピアでは両親をなくした子どもを引き取るよう親族に働きかけ、また外国人の養子縁組みの審査を強化した。第3位のロシアも13年に米国人による養子縁組みを禁止した。ロシアの禁止令は子どもを引き取った後の虐待が問題化したことを受けたもの。過去20年間で6万人以上ものロシア人児童が米国人家庭に引き取られたが、うち20人が虐待などの要因で死亡している。なお米国務省報告書は中国人児童の養子縁組み数が減少した理由については言及していない。(翻訳・編集/KT)

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