富士山を参考にした空気の缶詰が続々登場、大気汚染で辛辣意見「中国だと毒物販売になるんじゃ…」―中国

Record China    2014年3月22日(土) 20時6分

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21日、中国各地で空気の缶詰が製造販売されているが、深刻な大気汚染を受け、ネット上では「これって毒物販売になるんじゃないの」という辛辣(しんらつ)な声も上がっている。

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2014年3月21日、中国紙・南方都市報によると、「空気の缶詰」が中国各地で相次いで製造・販売され、ちょっとしたブームになっている。

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貴州省観光局は20日、省内の新鮮な空気を入れた缶詰の製造・販売を正式に始めると発表。日本で人気となった富士山の空気の缶詰を参考にしているという。販売開始は今年6月20日の予定。同様の空気の缶詰はすでに福建省や浙江省でも製造されており、河南省も製造を検討中だ。価格はいずれも10元(約160円)前後。

続々登場する各地の空気の缶詰に対し、中国のネットユーザーは空気そのものの品質に疑いの目を向けている。昨年から有害なスモッグがたびたび発生しているからだ。こうした状況下で売り出される空気の缶詰に、ネット上では「これって毒物販売になるんじゃないの」という辛辣な声も上がっている。(翻訳・編集/本郷)

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