人民網日本語版 2020年11月6日(金) 7時50分
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新型コロナウイルス感染症の影響で在宅を余儀なくされ、海外に出かけて「爆買い」することはできなくなったが、携帯電話があれば引き続き「世界中のものを買う」ことができる。
自宅で質の高いコーヒーを飲みたいと思えば、輸入コーヒーメーカーがある。マスクをつけている時間が長くなりニキビができて肌荒れが心配なら、日本のスキンケア製品や韓国の美容器具を使えばいい。新型コロナウイルス感染症の影響で在宅を余儀なくされ、海外に出かけて「爆買い」することはできなくなったが、携帯電話があれば引き続き「世界中のものを買う」ことができる。現在、中国の越境ECは世界でもトップレベルにあり、中国の消費市場と世界との融合を加速させるとともに、中国の消費者がよりスピーディーに世界中の商品に触れる機会を作り出している。今年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間には、天猫国際(Tmallグローバル)の取引額が前年同期比79%増加し、オフラインでウィンドーショッピングをして商品を体験し、オンラインで注文して消費するというスタイルが流行した。デジタル時代の休日の消費スタイルがひそやかに変化し、海外に行かずに世界中の商品を買うのが新たなトレンドになった。
天猫国際、京東国際、考拉海購、別様海外購、蘇寧易購…北京の若い女性、張暁涵(ジャン・シャオハン)さんはスマートフォンの画面をスライドして、利用したことがある海外通販アプリを熟知している。「2日ほど前に別様でグッチのベルトを買ったばかり。プラットフォームが関税を補助してくれたので、手頃な値段だった。今は外国に行かなくても、安くて使いやすい正規の輸入品が買える」という。
家で猫を飼っている李韻涵(リー・ユンハン)さんは、今年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)には京東でキャットフードや猫砂をたくさん買ってストックしておくことが一つの「任務」だ。「普段買っているキャットフードは米国のブランドで、京東に公式旗艦店がある。保税倉庫から発送されると1週間で到着し、速くて手軽で、品質も心配しなくていい」という。
感染症の影響で、今年は海外旅行をめぐる状況が厳しくなり、大勢の買い物好きたちは海外に出かけられなくなったが、海外消費の国内への還流が進む。オンラインの海外通販ショップがあるので、海外に行かなくても世界中のものが買え、多くの消費者の輸入品へのニーズが満たされている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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