2014年3月14日、依然消息を絶っているマレーシア航空のMH370便。捜索のため日本が自衛隊や輸送機を派遣していることに中国のネットユーザーが注目している。日本では、「日本が捜索に参加することで、日本の友好的な姿勢が示され、緊張状態の日中関係の改善に好影響を与えるだろう」との見方もあるが、中国のネットではどのように見られているのだろうか？以下は中国版ツイッターに寄せられた関連のコメント。

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「日本は人道的見地から今回の派遣を決定している。友好的な態度は見て取れるが、日本側はあくまでマレーシアの要請に応えただけで、中国とは関係ない。今回の捜索において南シナ海で各国が協力し合ったとしても、中日関係への影響はさほど期待できないだろう」

「日本は同様の活動を通して、自衛隊の海外派遣を合法化しようとたくらんでいるのだ。日本の輸送機派遣は、むしろ中日関係を悪化させる」

「日本は人助けのために来ているのではない。南シナ海の情報収集に来ているのだ」

「中国は東日本大震災の3周年追悼イベントをも欠席したのだ。こんなことで関係が改善されるわけがない」

「中国政府と国民は日本との関係改善を望んでいる。日本は人助けに来ているのだ、もっと肯定的な目で日本を見る必要がある。批判ばかりでは意味がない」（翻訳・編集/内山）