草原で見つかった1500年前の貴族のひつぎ、開棺作業始まる―内モンゴル自治区

Record China    2014年3月11日(火) 20時24分

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8日、内モンゴル自治区シリンホト市の草原で見つかった北魏時代の貴族のひつぎが開けられた。

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2014年3月8日、内モンゴル自治区シリンホト市の草原で見つかった北魏時代(386−534年)の貴族のひつぎが開けられた。この貴族の身分や性別は明らかになっていない。新華社が伝えた。

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木製のひつぎは黒い漆塗りで、長さ2.7メートル、頭部の高さは1.4メートル、幅が1.2メートル。埋葬されている人物には鮮卑(せんぴ)族の特徴が見られるという。

専門家は現時点での調査結果として、このひつぎが約1500年前の北魏時代のものであることが確認されたとした上で、どの民族であるかについてはさらに調査が必要だとコメントしている。

この北魏時代の墓群は昨年10月中旬、現地の文物保護当局が盗掘者を拘束した際に見つかった。ひつぎは11月、零下20度の厳寒の中、当局により移送された。同自治区で北魏時代の墓地が見つかったのは初めて。中国国内でも例が少なく、同時代の埋葬や服装などを知る貴重な手掛かりとして期待されている。(翻訳・編集/NY)

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