深セン男児死亡 学校前に献花 日本企業で一時帰国の動きも 09-20 12:54
異例の環境にエース吐露「甘く見ていた」 ヤングなでしこが苦労した南米での戦い「やっと全力で走れる」 09-20 12:54
「伊都国」の出土品 銅鐸や半両銭など約220点が展示 吉野ヶ里歴史公園【佐賀県】 09-20 12:43
なぜ?台風14号「プラサン」日本へ向けて急カーブ 「台風としての寿命が延びたから」 温帯低気圧に変わった後も発達し… 大雨のおそれ 最新進路・雨風シミュレーション 【台風情報】 09-20 12:51
「台風14号が帰ってくる?」大陸から日本側へ進路予想 「台風並み」の温帯低気圧に 秋雨前線刺激で大雨おそれ 気象庁の予測詳しく【23日までの雨シミュレーション】 09-20 12:50
金蘭会高 大森咲愛&西村美波対談(後編) 日の丸経験者が7人 プラスに変えた「勝って当たり前」の重圧 09-20 12:35
ユニクロの新ライン、「ユニクロ:C」が天下統一ブランドとなる理由_過去反響シリーズ 09-20 12:35
高度2万2000メートル熱気球有人飛行プロジェクト始動―中国 09-20 12:35
ひとり親世帯の44.5%、高齢者の20%が「貧困」という厳しい現実…データから浮き彫りになる「貧富の差」の実態 09-20 12:31
「日本人学校の小学生」と書かず 地元当局の“当日発表”…中国側が情報統制か【日本人男児刺殺】 09-20 12:31

マレーシア航空機、交信が途絶えた原因は?―中国メディア

Record China    2014年3月11日(火) 8時56分

拡大

10日、マレーシア航空のMH370便は8日未明、ベトナム・ホーチミンの管制区域で交信が途絶えた。機内には239人の乗客が搭乗しており、中国人が150人以上含まれていた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年3月10日、マレーシア航空のMH370便は8日未明、ベトナム・ホーチミンの管制区域で交信が途絶えた。機内には239人の乗客が搭乗しており、中国人が150人以上含まれていた。中国科技報が伝えた。

その他の写真

中国、米国、マレーシア、ベトナムなどの国が緊急救助活動を展開しているが、このボーイング777−200の行方はいまだ明らかになっていない。航空機はなぜ交信が途絶えたのだろうか?航空機の交信が途絶えた場所の特定はいつになるのだろうか?これはすでに、人々が最も関心を持つ話題となっている。

中国科学院院士、航空材料専門家の曹春暁(ツァオ・チュンシャオ)氏は取材に応じ、次のように語った。

航空機の交信が途絶えた原因には、複数の可能性がある。航空機の残骸や機内のブラックボックスの発見が当面の急務だ。事故原因については、具体的な状況を判断しなければ分からない。

出火や部品の断裂などエンジンの問題、飛行システムなどの電子情報システムの故障、重要部品の故障、材料の疲労による断裂の可能性がある。また、特殊な気流や人為的な破壊行為も航空機の事故を引き起こす。

同型の機種は過去にも小さな故障を起こしたことがあるが、大きな故障は起こしていない。航空機全体が落下したり、空中分解するといった大きな問題も生じていない。

航空機の位置が特定できないため、海に墜落した可能性が高い。海は広大で、航空機の事故発生時の飛行ルートも判断しがたいため、具体的な位置を特定するのは困難だ。もちろん辺鄙で人のいない場所に落ちた可能性も否定できない。

交信が途絶えた航空機をレーダーで捕捉できない理由について、国防科技大学電子科学・工学学院の●世其(シン・シーチー、●は刑の右部がおおざと)博士は、「レーダーは電磁波信号を航空機に向けて発射し、その反射により位置を特定する。航空機が陸地に墜落したならば、イメージングレーダー技術により残骸の位置を特定できる。しかし今回の事故は海上で発生したため、航空機の残骸が水中に呑み込まれた場合、レーダーでの捜索は極めて困難になる」と説明した。

国防科技大学のレーダー研究の専門家は、「海水の導電性は電磁波にとって大きな障害で、海水を貫くことがほぼ不可能になる。また、イメージングレーダーは真上から真下を見るのではなく、斜め下を観測するため、海底山脈や海溝がレーダー信号を途絶えさせることがあり、レーダーが迅速に事故の痕跡を捉えられなくなる」と指摘した。

海外メディアの報道によると、ベトナムは交信が途絶えた海域で油と思われるものが約20kmに渡り浮かんでいたと発表した。しかし同海域付近には、陸から離れた石油プラットフォームがある。

MH370便の航空燃料という可能性が絶たれた場合、交信が途絶えた海域での捜索作業は収穫を得られなくなる。その場合、イメージングレーダー技術が次の突破口になり、広大な海での捜索をより効率的にする。

上述した専門家は、「合成開口レーダー(SAR)を使用した場合、油の浮かぶ海域と油のない海域のイメージングには一定の差が生じる。航空機に事故があった場合、燃料漏れによる汚染物はこの手段により見つかるはずだ。航空機の残骸などの漂着物もこの方法により正確に識別できる」と述べた。

航空機搭載SARの「レーダーの帯」は長くすることができるが、幅は数キロと限られている。しかし他にもSAR衛星を使い、現場海域の上から捜索を進めることが可能だ。専門家は、「SAR衛星の探知範囲は幅広く、その幅は数十から数百キロに達する。災害救助の面から、航空機搭載SARとSAR衛星の二つの手段を検討できる」と指摘した。

北京航空航天大学航空科学・工学学院航空機学部の黄俊(ホアン・ジュン)主任は、「事故機は離陸から40分後に1万メートル以上の高空に達し飛行し、気象条件も良かった。ゆえに気流による空中分解の可能性は低いが、外部からの強い力による分解の可能性は否定できない」と述べた。

交信が途絶えた原因については、「航空機の通信機器の電力が途絶えた場合、交信が途絶えることがある。しかし機内の発電機は、その運転を維持することが可能だ。また、補助動力装置は電力を緊急供給でき、バッテリーも機器に電力を供給できる。交信が途絶えた原因については、急な停電、航空機の破壊、空中爆発などによってしか生じないと判断できる」と分析した。

曹氏は、「既存の手段を十分に活用し、出来る限り捜索を進めるべきだ。しかしこれは大きな作業であり、多くの人的・物的支援が必要だ」と語った。

黄主任は、「交信が急に途絶えた原因として空中分解の可能性を否定できないが、それならば航空機の残骸や乗客の荷物が広い海域に分散されるはずだ。ところが現在の捜索活動ではいかなる痕跡も見つかっておらず、空中分解の特徴にあまり合わず、疑問が深まる。もう一つは、運転手がミスではなく、故意に海面に向かった可能性だ。しかしこれは憶測に過ぎず、合理的な推理の道筋を形成しない」と話した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携