米戦略軍司令官、オフィスに習近平氏やプーチン氏の写真飾る理由を明かす―米華字メディア

Record China    2020年10月23日(金) 11時50分

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多維新聞によると、米戦略軍のチャールズ・リチャード司令官はこのほど、オフィスの壁に中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領の写真を飾っている理由を明らかにした。資料写真。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は22日、米軍の核戦略トップのチャールズ・リチャード米戦略軍司令官がこのほど、オフィスの壁に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席やロシアプーチン大統領の写真を飾っている理由を明らかにしたと報じた。

韓国・聯合ニュースの22日付報道などを引用して伝えたもので、それによると、リチャード司令官は21日、米シンクタンク、戦略国際問題研究所が開催したビデオ会議で、米国が直面している核の脅威について、「中国とロシアは、米国に戦略的抑止の方法の再考を強いている」と指摘した。

中国については、「脅威が高まっている」とし、「核の強さは2030年までに米国に匹敵するものとなるだろう」との見方を示した上で、「中国は常に、われわれが思っているよりも速く進んでいる。中国の洗練された指揮統制能力への投資と独自の核の三本柱を構築するための継続的な取り組みは、抑止には可能な限り少ない兵器を必要とするという彼らの主張と矛盾している」と指摘した。

また、オフィスの壁に「Not Today」の文字とともに、習近平氏やプーチン氏、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長、イランの最高指導者ハメネイ師の写真を飾っていることも明らかにした上で、「彼らはわれわれが直面している脅威に焦点を当ててチェックする準備ができている必要があるという点を継続して思い出させてくれる」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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