Record China 2014年3月10日(月) 6時40分
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7日、韓国紙・中央日報中国語電子版は記事「ウクライナから見た韓国統一の選択」を掲載した。欧米とロシアの対立の舞台となったウクライナ。韓国も統一が実現されれば、二の舞になりかねないと懸念している。資料写真。
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2014年3月7日、韓国紙・中央日報中国語電子版は記事「ウクライナから見た韓国統一の選択」を掲載した。
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ウクライナ情勢が緊迫を増している。なぜ今、この地がロシアと欧米の激しい対立の舞台となったのか。そこには3つの対立点がある。第1は経済。ロシアは旧ソ連の国々をまとめた関税同盟構想を計画している。ウクライナが関税同盟に加わるか、それとも欧州連合(EU)に加わるかという綱引きだ。
第2に安全保障。欧米はポーランドに続きウクライナも北大西洋条約機構(NATO)に加盟させることでロシアへの牽制を強化したい狙いだ。しかし裏庭を荒らすかのようなNATO東進はロシアにとっては許しがたい行いでしかない。
そして第3にイデオロギー。偉大なるロシア帝国復興を目指すプーチン大統領だが、最近民族主義政治思想家の著書を愛読しているという。その一冊がミハエル・ユリエフの「第三帝国―ロシアの道」だ。2054年、ウクライナ東部住民が氾濫を起こし、住民投票を通じて「ロシア帝国」に編入するという内容は今のウクライナ情勢を予言しているかのようだ。
さて、こうしたウクライナ情勢は韓国にとっても大きな教訓となる。第1にウクライナ情勢の長期化は米国のアジアへの帰還戦略に支障をもたらすものとなる。米国には欧州とアジア、両方の戦線を維持する力がないからだ。
第2に韓国統一後の国際情勢にとっても示唆的だ。現在、米中韓というトライアングルの枠組が構成されているが、統一後も米韓関係、米中関係を維持することができるのか。ウクライナが韓国に与えた宿題は重たい。(翻訳・編集/KT)
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