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19日、中国メディアの上海熱線は、雪印メグミルクが回収を発表した液体ミルクについて、中国市場にも流入している可能性があると伝えた。
2020年10月19日、中国メディアの上海熱線は、雪印メグミルクが回収を発表した液体ミルクについて、中国市場にも流入している可能性があると伝えた。
記事は、環球時報の19日の記事を基に、雪印メグミルクが先日、「子会社が販売する液体ミルクに缶のフィルム片の一部が混入した可能性があるため、約40万缶を自主回収すると発表した」と紹介。同社は、仮にフィルム片を乳幼児が飲んでも人体に影響はないとしており、現在のところ客から健康被害の申し出はないとしているが、記事は「乳幼児が飲んだら潜在的な安全上の問題が発生する可能性がある」と伝えている。
環球時報の記者が雪印メグミルクから得た情報によると、問題の液体ミルクは中国のネット直営店で販売されていないが、代理購入などのルートで中国市場に流入した可能性は「否定できない」といい、購入時に注意するよう呼び掛けているという。
その上で記事は、「今回問題となった液体ミルクは比較的斬新な製品で、お湯で溶かす必要がなく便利なため、多くの親からの支持を得ている」と紹介。しかし、「今回の問題で消費者は失望し、購買意欲を失わせるものとなるかもしれない」と論じた。
また、「日本の乳幼児用乳製品は中国では登録されておらず、通常の方法で一般消費者の元に届くことはないが、購入時には正規のルートで購入し、必要なら検疫証明や通関証明の提示を求め、代理販売を通して購入する場合はしっかりと識別するように」と記事は勧めている。(翻訳・編集/山中)
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