2014年3月4日、韓国外務省関係者は桜田義孝文部科学副大臣が従軍慰安婦制度をめぐる河野洋平官房長官談話の見直しを支持する発言をしたことについて、強く非難した。中国新聞社が伝えた。

【その他の写真】

同関係者は「日本の一部の政治家は『河野談話』の精神を受け継ぐ、と口では繰り返し強調しながら、実際には相反する行動に出ている。慰安婦と国際社会を欺く行為だ。慰安婦問題について、国連など国際社会は一貫して日本政府に責任を負うよう求めてきた。元慰安婦55人、国際社会は誰がうそをつき、誰が人をだまし、誰が事実をねつ造しているか分かっている」と批判した。

さらに、安倍晋三首相が昨年、国連総会で武力紛争中に女性が受ける暴力に対して遺憾の意を表明したことを指摘。日本政府もこれに同調するのであれば、慰安婦問題に対する心からの反省と謝罪、次世代への正しい歴史教育を行うべきだと主張した。（翻訳・編集/AA）