深センの「名画複写村」、欧米向け輸出伸び悩み、国内の内装工事市場に活路―香港メディア

Record China    2014年3月5日(水) 22時55分

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1日、名画のコピー作品の一大生産拠点として話題になった中国広東省深セン市特区外の大芬村が、世界金融危機の影響で欧米向け輸出が伸び悩む中、国内市場に活路を見出そうとしている。資料写真。

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2014年3月1日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、名画のコピー作品の一大生産拠点として話題になった中国広東省深セン市特区外の大芬村が、世界金融危機の影響で欧米向け輸出が伸び悩む中、国内市場に活路を見出そうとしている。

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ゴッホの「ひまわり」、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、モネの「印象・日の出」…。6年前、世界の油絵の複写の約60%を生産しているとされ、海外バイヤーの足が途絶えなかったこの村に変化が起きている。

今では、画廊には、かつてのような名画のコピーは減り、中国の若手画家によるオリジナル作品が多く掲げられている。

ある画廊のオーナーによると、大芬村の売り上げの90%以上が海外向け輸出だった。しかし、2008年の世界金融危機により、輸出量は3分の1にまで減少した。

「画家への報酬や画廊の家賃など、製造コストも大幅に上昇した。海外向け輸出ではもうけが出ない。多くの画廊は国内市場にシフトしている」と話す。

中国では、新築物件に内装が施されていないケースが一般的だ。そのため、国内の内装工事市場が大芬村の売り上げをけん引している。

別の画廊オーナーも、「中国各地で住宅やホテルが建設ラッシュだ。大芬村の油絵の需要も増えている」と話している。(翻訳・編集/NY)

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