2014年2月27日、中国誌・時代週報は中国人が夢中になっている韓流ドラマの「人気の秘密」を社会学的に考察した。

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米カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校の朴正善（パク・ジョンスン）教授は、中国の韓流ドラマファンの年齢層について「コアなファンは20〜30代の若い女性だが、10代の少年や80代の高齢女性のファンもいる」と指摘。韓流ドラマの若いヒロインは家族と仲が良く、暴力シーンや性描写も少ないことから、どの世代でも安心して見ることができる。

アジアの儒教的文化の価値観が描かれている韓流ドラマが、ラテンアメリカの国々でも人気となっている。特にキューバでは昨年、30年間にわたり人気ナンバーワンだったブラジルドラマに代わり、韓流ドラマが視聴率トップになったほどだ。

最近、韓国の大学教授が「韓国や台湾のドラマを見る中国人は低学歴・低所得者。高学歴・高所得者は日米のドラマを見る」との研究結果を発表した。その理由について「韓国や中国のドラマは論理性に乏しく、頭を使わなくていいから」と説明している。（翻訳・編集/本郷）