韓国ショートトラック界の惨状=スケート靴すら支給されず、突然解雇の選手は「死にたい」―韓国メディア

Record China    2014年2月28日(金) 17時56分

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28日、新浪体育によると、韓国・中央日報は、韓国ショートトラック界が危機に陥っていると伝えた。写真はソチ五輪のショートトラックの試合。

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2014年2月28日、新浪体育によると、韓国・中央日報は、韓国ショートトラック界が危機に陥っていると伝えた。

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ソチ五輪で2個の金メダルを獲得した韓国の朴勝羲(パク・スンヒ)ですら、所属する華城市政府チームでは冷遇を受けている。同チームに所属する選手の親たちは「華城市政府はショートトラックチームに適切な支援をしていない」と明かした。

ソチ五輪後、すぐに全国冬季国体が開幕した。華城市政府チームから参加するのは朴だけである。華城市政府は昨年末、経営難を理由に突然、ケ・ミンジョン、キム・ヘギョン、チェ・ジョンウォンら数選手を一斉解雇した。選手たちは1年の契約期間が終了しておらず、退職金も失業手当も受け取れていない。「再契約しない」との通知も、他チームが選手の選抜を終えてからだった。華城市政府は昨年、予算の枯渇を理由にユニフォームやスケート靴などの必需品ですら、選手に支給しなかったことで物議をかもした。

解雇を言い渡されたケ・ミンジョンの父は「やる気を失い『死にたい』とばかり言っている娘を見ると、胸が引き裂かれる思いだ。娘のような選手が今後出てこないことを望んでいる」と語った。

ネットユーザーも「五輪の金メダリストでさえ、所属チームで冷遇を受けるのが韓国スケート界の現実」「第2のビクトル・アン(韓国からロシアに国籍を変更した選手)を出してはならない」と批判している。ある政界関係者は、「ビクトル・アンがロシアに国籍を変更した背景には、彼の所属チームが突然解散したこともあるだろう」としている。(翻訳・編集/北田

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