Record China 2020年10月10日(土) 15時20分
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コロナ禍の世界で幸福度が最も高いのは中国であることが、グローバル・マーケティング・リサーチ会社イプソスの調査で明らかになった。写真は国慶節連休中の蘇州博物館。
中国紙・環球時報(電子版)は9日、コロナ禍の世界で幸福度が最も高いのは中国であることが、グローバル・マーケティング・リサーチ会社イプソスの調査で明らかになったと報じた。
イプソスが7月24日~8月7日に世界27カ国の1万9516人を対象として実施したオンライン調査によると、世界全体の幸福度は63%で、新型コロナウイルスが世界で大流行しているにもかかわらず、昨年とほとんど変わらなかった。
「非常に幸福/どちらかといえば幸福」と回答した割合が最も高かったのは中国(93%)で、オランダ(87%)、サウジアラビア(80%)と続いた。
世界全体の幸福度は昨年と大きく変わらなかったものの、前年比で大きく変化した国もあり、中国が11ポイント上昇したほか、ロシア、マレーシア、アルゼンチンも8ポイント以上上昇した。一方で、ペルー、チリ、メキシコ、インド、米国、オーストラリア、カナダ、スペインでは8ポイント以上低下した。
昨年、幸福度でトップだったカナダとオーストラリアは、今年に入って著しく低下し、カナダは8ポイント下がって4位に、オーストラリアは9ポイント下がって6位となった。
幸福度で最下位となったのはペルーで32%。チリが35%、スペインが38%だった。(翻訳・編集/柳川)
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