安倍氏、東京五輪延期について事前にトランプ氏に了承得る=中国ネット「日本に尊厳はあるのか」

Record China    2020年10月21日(水) 12時50分

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20日、人民日報海外版のニュースサイト海外網は、東京五輪の1年延期について、安倍晋三前首相はトランプ大統領から事前に了承を得ていたと伝えた。

2020年10月20日、人民日報海外版のニュースサイト・海外網は、東京五輪の1年延期について、「安倍晋三前首相はトランプ大統領から事前に了承を得ていた」と伝えた。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では数千に上るコメントが寄せられるなど、大きな反響を呼んでいる。

記事は、安倍氏が最近、日本メディアのインタビューに応じ、東京五輪の延期決定に関わる秘話を語ったと紹介。この中で安倍氏は、延期を決断する前の3月13日にトランプ大統領と電話会談を行い、その中で1年延期の意向を伝えたところ、「トランプ大統領からその会談で延期について了解を得た」とし、「良いアイデアだと賛成してくれた」と振り返った。東京五輪の延期が正式に決まったのは3月24日だった。

これに対し、中国のネットユーザーから「これについてもトランプ氏の了承が必要なのか?(苦笑)」「一国の首相が別の国の大統領に『報告』するなんて、この国には尊厳があるのだろうか」「トランプ氏は“お父様”だから、何をするにも同意が必要なのさ」「日本は主権がない国だもの」といったコメントが寄せられた。

また、「これは日本を米国の州の一つにしたいということか」「安倍氏はトランプ氏とは離れられないようだな。こんなことを臆面もなく明らかにするとは」「日本人はこれをどう思うのか知りたい」などの意見もあった。(翻訳・編集/山中)

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