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ポンペオ米国務長官が1日の声明で、中国は少数民族のウイグル族の女性に対して不妊手術や中絶の強要などを行っていると非難したことについて、中国外交部が反論した。写真はウイグル族の人々。
ポンペオ米国務長官は1日、国連総会で1995年に北京で開催された世界女性会議の25周年を記念するハイレベル会議が開催されるのにあたって声明を発表し、中国は少数民族のウイグル族の女性に対して不妊手術や中絶の強要などを行っていると非難した。
これに対し、中国外交部は2日、ホームページに華春瑩(ホア・チュンイン)報道官名義のコメントを掲載した。
コメントは「これはポンペオ氏がねつ造したもう一つのうそだ」とした上で、「中国がウイグル族に対して不妊手術の強要などを行っているというのはありもしないでたらめな主張だ。中国政府は一貫して、少数民族に対しても平等にその合法的な権益を保護し、人口政策はウイグル族を含む少数民族をより優遇している。新疆のウイグル族の人口は2010~18年に、1017万1500人から1271万8400人へと254万6900人増えた。増加率は25.04%で、新疆全体の人口の増加率13.99%を上回るだけでなく、漢族の人口の増加率2%をはるかに上回っている。これらの事実とデータは、ポンペオ氏がうそをついていることを十分に証明している」とした。(翻訳・編集/柳川)
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