中国で再び生産現場での事故、重慶の炭鉱で一酸化炭素中毒により16人死亡―独メディア

Record China    2020年9月28日(月) 11時30分

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独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは27日、中国で再び生産現場の安全に関わる事故が発生したと報じた。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは27日、中国で再び生産現場の安全に関わる事故「安全生産事故」が発生したと報じた。

記事によると、中国重慶市綦江区の松藻炭鉱で27日、炭鉱内のコンベアベルトに火がついたことによる一酸化炭素中毒事故が起きた。坑内に閉じ込められた17人のうち16人が死亡し、1人が病院に搬送され手当てを受けている。

松藻炭鉱は、石炭採掘と発電を手掛ける企業の重慶能投渝新能源に属する重慶五大国有炭鉱の一つ。

記事は、「中国では炭鉱での安全事故が時々発生している。安全生産に手落ちのある企業が多く、政府の監督も不十分だ」とし、「昨年12月には貴州省安順市の大山炭鉱でガス爆発事故が起き、少なくとも14人が死亡した。18年12月には今回と同じ重慶能投渝新能源の逢春炭鉱で搬送装置事故があり、現場で作業していた10人のうち7人が死亡、3人が負傷した。また同年10月には山東省鄆城県の炭鉱で22人が坑内に閉じ込められる事故が発生し、1人が救出されたが、21人が死亡した」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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