Record China 2021年2月17日(水) 7時20分
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韓国関税庁が14日に発表した統計で、韓国のインスタント麺の輸出が過去最高を記録したことが中国でも報じられ、話題になっている。
統計によると、韓国の2020年のインスタント麺の輸出額は前年比29.3%増の6億362万ドルとなり、過去最多だった。新型コロナウイルスの流行による巣ごもり消費や備蓄用として需要を伸ばしたことが要因と見られている。
国別の輸出額が最も高かったのは中国で、全体の約4分の1を占める1億5000万ドルだった。中国のメディアも「中国が最多」との切り口で報じており、「辛ラーメン」を販売するインスタント麺大手の農心の世界市場での販売額が9億9050万ドルに達したことを併せて伝えている。
中国のネットユーザーからは、「辛ラーメンはおいしくないと思う」「どっちにしても、私は韓国のは買わない」など厳しい声が相次いでおり、「ポイントは味が良いこと。それにインスタント麺の質は国産よりも良い」と評価する声もあるが少数だ。
また、「(輸出額は)それっぽっち?康師傅は負けを認めないぞ」「康師傅がおいしい。わざわざ韓国のを食べる必要はない」「実際、三養(サムヤン。韓国のインスタント麺メーカー)は農心よりおいしいし、康師傅は三養よりおいしい」など、中国市場で最多のシェアを占める自国メーカー・康師傅の名前を挙げるコメントも少なくない。
このほか、最近、中国と韓国の間で起源論争が相次いでいることから、「インスタント麺も世界遺産申請か?」「インスタント麺ぐらいしか誇れるものがないのか」「インスタント麺も中国の購買力がないとだめなんでしょ」などと皮肉るコメントも散見された。
なお、韓国のインスタント麺の国別輸出額では、中国に次いで米国(8200万ドル)、日本(5500万ドル)、タイ(2700万ドル)、フィリピン(2400万ドル)などが並んだ。(翻訳・編集/北田)
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