2014年2月19日、環球時報（電子版）によると、韓国通商資源部関係者は同日、環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）参加に向け、日本と韓国が3月初めに予備交渉することで合意した。

【その他の写真】

日本は現在、農産品と水産物市場の開放について米国と協議。時間的な余裕がないため、韓国との予備交渉も「これ以上引き伸ばせない」と判断したとみられる。韓国政府は日本が韓国との自由貿易協定（FTA）交渉締結を望んできた経緯から、韓国のTPP加盟も支持するとみている。日韓の予備交渉完了により、韓国のTPP加盟の環境が整うことになる。韓国産業部関係者は「日本以外の多くの国は、韓国のTPP加盟を歓迎している」と述べた。

日韓の予備交渉日程が固まったことで、韓国のTPP加盟交渉は最終段階に突入。韓国政府は日本との予備交渉終了後、国会に交渉の結果を報告し、異議がなければ交渉への正式参加を検討する見通しだ。（翻訳・編集/AA）