ケリー米国務長官と習近平主席の会談、尖閣・南シナ海問題で成果なし―仏紙

Record China    2014年2月17日(月) 7時59分

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15日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「仏紙フィガロ:ケリー米国務長官は中国の要求を抑えきれず」を掲載した。習近平国家主席と会談したが、成果は得られなかったという。写真はケリー米国務長官。

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2014年2月15日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「仏紙フィガロ:ケリー米国務長官は中国の要求を抑えきれず」を掲載した。

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仏紙フィガロは15日、「ケリー米国務長官は中国の要求を抑えきれず」と題した記事を掲載した。ケリー国務長官は14日、北京市を訪問。習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談した。南シナ海問題など周辺地域に対する領土的要求を控えるよう呼びかけたが、進展はなかった。

中国政府は南シナ海のほぼ全域の領有権を持つと主張し、フィリピンやベトナムの懸念を招いている。また、日本との尖閣諸島問題も深刻化している。ケリー国務長官は尖閣諸島が日米安保の対象範囲内にあり第三国が攻撃すれば米国は必ず干渉すると警告したが、習主席の態度を変えることは出来なかったようだ。

唯一成果があったのは北朝鮮問題。中国も北朝鮮の非核化のため圧力をかけ、追加策を講じる意志があると、ケリー国務長官は話している。(翻訳・編集/KT)

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