2014年2月13日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の鄭ホン原（チョン・ホンウォン）首相は同日、村山富市元首相と会談し、「正しい歴史認識を通じ関係を修復して初めて両国関係の未来もある」と語った。中国新聞社が伝えた。

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鄭首相は「韓国国民は20年前の村山談話を忘れていない」とし、近年日本の指導者が歴史に逆行する発言を行っていることに韓国人は深く失望しており、両国関係が低迷している中での村山元首相の訪韓は深い意味を持つと話した。

村山元首相は、日本と韓国の間には行き違いや誤解はあるが、正常な関係が一日も早く回復することを望むと話した。村山談話については、日中韓3カ国の誤解を解く礎であって、個人的な考えではなく、当時の日本の内閣で決議されたものだと指摘。「安倍政権も村山談話の精神を継承することを認めている」とし、両国首脳が直接意見を交わすことで誤解を解くことができると語った。

鄭首相は、日本政府が歴史問題で態度を改善すれば、韓国政府と韓国国民はそれに理解を示し、改善を受けとめると指摘し、村山元首相の訪韓を契機に誠意ある発言を行うことを期待するとした。（翻訳・編集/岡田）