2014年2月12日、中国日報網によると、中国外交部は村山富市元首相の発言を正義の呼び声と評価し、安倍首相に聞き入れるよう呼びかけている。

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村山元首相は12日、訪問先の韓国国会議員会館で講演。侵略と植民地支配について謝罪した1995年の村山談話について、「国民的コンセンサスを得ていると確信しており、安倍さんも総理大臣としては否定できない」と発言した。

中国外交部の華春瑩（ホア・チュンイン）報道官は12日の定例記者会見でこの問題に言及、以下のように語った。

日本の指導者は歴史問題において逆行しており、国際社会の強い反対、譴責を招いたばかりか、日本国内からも多くの良識を持つ平和を愛する人々から批判され、疑念を呈されている。日本軍国主義の対外侵略と植民地統治の歴史を正視し反省することは、戦後日本がアジアの被害国との関係を再建し未来志向の関係を築く上での重要な基盤であり前提であった。

歴史は忘れられてはならない。ましてや否定や改ざんされてはならない。われわれは日本の指導者が国際社会と日本国内の正義の呼び声を正視するよう促す。態度を改め、過ちを正し、責任ある態度で歴史問題に正しく対応すること、実際の行動によってアジアの隣国と国際社会の信頼を得ることを望む。（翻訳・編集/KT）