2014年2月11日、台湾の人気男性アーティストのチャン・チェンユエ（張震嶽）らが歌うソチ五輪応援ソングについて、「中国代表を応援するなんて」と台湾のネットユーザーから不満の声が高まっている。東森新聞網が伝えた。

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問題になっているのは、人気アーティストのチャン・チェンユエ、ヒップホップ歌手のMC HotDogら3組のアーティストによるユニットが発表した楽曲「Super Duper Fly」。同曲が中国のポータルサイトでソチ五輪応援ソングとして配信されていることに、台湾のネットユーザーが反応。「中国代表を応援するなんて」「どうして中国に曲を提供するんだ」と、チャン・チェンユエらに対し不満と怒りの声が高まっている。

これに対しチャン・チェンユエの事務所では、「Super Duper Fly」はもともとあった曲をリメイクしたもので五輪のために作った歌ではないこと、中国側と版権の取引があっただけで、五輪応援ソングとして提供したものではないことを説明している。

ネットユーザーの反応は中国に“利用”されることへの反感が大半だが、中には「外貨を稼いでくれるんだからいいじゃないか」「音楽で中国を逆攻撃している。いいことだ」という意見も聞かれている。（翻訳・編集/Mathilda）