中国と台湾、分断後初の公式会談へ=覚書に署名へ―米メディア

Record China    2014年2月10日(月) 22時30分

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10日、1949年の中国と台湾の分断後初となる当局者同士の公式会談が11日、江蘇省南京市で開催される。写真は南京にある孫文の陵墓。

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2014年2月10日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、1949年の中国と台湾の分断後初となる当局者同士の公式会談が11日、江蘇省南京市で開催される。台湾の対中政策を主管する大陸委員会の王郁[王奇](ワン・ユーチー)主任委員が初めて中国を訪問し、国務院(政府)台湾事務弁公室の張志軍(ジャン・ジージュン)主任と会談する。

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両氏の会談は11日午後、約2時間の予定で行われる。会談後に共同記者会見を開く。王氏は2日目の12日、市内にある「国父」孫文の陵墓・中山陵を訪問。南京大学で講演する。滞在中、王氏は中台の青少年交流を主導し、台湾の民主化制度、人権尊重の重要性を提議する予定。

台湾・聯合報によると、中国側は会談後に覚書への署名を促し、中台関係の強化を進める考え。中国共産党関係者の話によると、覚書は05年4月、台湾国民党の連戦(リエン・ジャン)主席、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)総書記(いずれも当時)が共同発表した「5つの共通願望」と異なり、「相当の執行効力を持つもの」になるという。(翻訳・編集/AA)

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