「尖閣問題をどう思う?」大学入試面接で日本人受験生に過酷な質問―中国

Record China    2014年2月10日(月) 11時21分

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9日、捜狐網は、北京電影学院の入学試験を受けた日本人、松田さんのインタビューを掲載した。面接で尖閣問題を質問され、何も答えられなかったという。写真は北京電影学院の入学試験日。

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2014年2月9日、捜狐網は、北京電影学院の入学試験を受けた日本人、松田さんのインタビューを掲載した。面接で尖閣問題を質問され、何も答えられなかったという。

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中国の大学入試は基本的に中国版センター試験「高考」の一発勝負で決まるが、芸術専攻の場合には別に実技や面接などの試験が課される。北京電影学院演技専攻を受験した21歳の日本人、松田さんも面接試験にチャレンジした一人だ。

松田さんはすでに中国で暮らすこと、5〜6年。北京を第二の故郷と考えている。中国で琵琶を学ぶ妹の影響もあり、中国で自らの夢を追うことを決めた。大学でアナウンサー専攻か演技専攻を学び、関連した仕事につくことが松田さんの夢だ。

しかし北京電影学院の面接では思ってもみない質問にその夢を打ち砕かれた。松田さんの履歴書を一読した試験官は突然、「尖閣問題についてどう思いますか?」と質問してきたのだ。十分な準備をしてきた松田さんだったが、この質問だけは予想の範囲外。緊張のあまり「この問題については何も回答できません」というのがやっとだった。

もし、もう一度機会があれば、「日本の若者として両国の摩擦と争いはみたくありません」と答えたいと松田さんは話している。(翻訳・編集/KT)

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