大学生の本音、幸せはお金に比例―四川省成都市

Record China    2007年5月27日(日) 14時0分

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2007年5月25日、四川省成都市の西南財経大学が学生を対象に行った心理調査によると、回答した在校生267人の半数以上が、幸せとはお金があること、と答えた。

2007年5月25日、四川省成都市の西南財経大学が学生を対象に心理調査を行った。回答したのは1年から3年までの在校生267人。幸福感について、幸せとはお金があること、と答えた割合が半数を超えた。現在、幸せかとの質問では、非常に幸せ12%、幸せ37%、やや幸せ42%、不幸せ9%だった。また学業や就職以外で最も大きな悩みは人間関係だった。

調査を行った心理教育の孔(コン)主任は、幸せや成功を直接、物と結びつける傾向が強まっている、と分析する。伝統的に「一番になれ」とお尻をたたかれて育つ子が多く、そうなれない場合に挫折感を味わいがち。自分に幸福感を持てない学生ほど問題解決能力に欠けるという。

問題に直面した時にまずパソコンに向う学生が多く、その結果、ネット依存症に陥り、心の悩みを増やす原因になるとも指摘する。心の空洞はパソコンでは埋められない、スポーツや恋愛など生身の人間がぶつかりあってこそ充実した大学生活が送れる、全身を動かして遊びに没頭していた幼少時代の記憶こそが真の幸福感、当時の記憶を思い起こしてほしい、と指導している。(翻訳・編集/WF)

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