もう「小日本」ではない、日本人の身体レベルは中国人を上回っている―中国メディア

Record China    2014年2月9日(日) 17時30分

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7日、中国メディア・網易に「日本人の身体レベルはすでに『小日本』ではない」と題した論説が掲載された。

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2014年2月7日、中国メディア・網易に「日本人の身体レベルはすでに『小日本』ではない」と題した論説が掲載された。

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1990年代以降、「日本の青少年の体力は中国人を上回っている」との報道があるたびに、中国のネット上では必ず論争が巻き起こっていた。実際に日本人の体質は戦後大きく改善している。その理由を探ってみた。

1つは、学校給食の普及である。戦後の物資不足のなか、児童生徒の栄養摂取を図るため、1946年に日本政府は給食制度の普及を呼びかけ、1954年には「学校給食法」が制定された。文部科学省のデータによると、2012年の小中学校の給食実施率は94.1%であり、そのうち小学校は99.2%となった。

2つ目の理由は、栄養を補うため、学校給食で毎日コップ1杯のミルクを飲むことを義務づけたことだ。学校給食のメニューは豊富だが、それにミルクを加えることで、カルシウム不足の解消に役立つ。これにより、日本の学生は年間約195日、ミルクを少なくとも200ml以上飲んでいることになる。

3つ目の理由は体格の向上だ。栄養摂取の充実に伴い、日本の学生の身長は戦後確実に伸び続け、7〜17歳の各学年平均身長はすべて中国人学生の平均を上回っている。

4つ目の理由は青少年にスポーツを奨励していること。日本は戦前から「運動で体を鍛える」という考え方が根づいている。現在は学校の授業だけでなく、課外活動や部活動、地域のスポーツクラブなどで子供たちが運動できる環境が整っているため、男子中学生の80%が体育の授業以外に1日に1時間以上スポーツを行っている。

5つ目の理由は日本政府がスポーツの普及に力を注いできたことだ。1969年から1985年までに、公共のスポーツ施設は全国で5倍に増え、2000人につき1カ所の体育館がある計算に。市民参加のスポーツクラブは全国に40万カ所も存在している。

6つ目の理由は日本人学生の体力や運動能力が明らかに向上していること。2000年に行った体力テスト5種目の結果、中国の学生は身長・体重で日本に負けているだけでなく、50m走、握力、立ち幅跳びでも、日本の学生に大きく後れを取っていた。また、2005年に実施した調査でも、中国の学生は握力に少しの進歩が見えたものの、瞬発力やスピードなどで日本の学生との差は歴然だった。(翻訳・編集/本郷)

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