生活習慣病から「がん」発症、20年後には7割増加=WHOが警鐘鳴らす―英紙

Record China    2014年2月7日(金) 5時30分

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4日、英紙ガーディアンによると、世界保健機関は3日、過度な飲酒や喫煙、肥満などによる生活習慣病を原因とするがん患者が、将来的に爆発的に増加する可能性があると警告した。資料写真。

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2014年2月4日、英紙ガーディアンによれば、世界保健機関(WHO)が3日、過度な飲酒や喫煙、肥満などによる生活習慣病を原因とするがん患者が、将来的に爆発的に増加する可能性があると警告した。

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4日の「世界対がんデー」に合わせ、WHOは5年ぶりに「世界がん報告書」を発表した。報告書によると、がん患者は増加の一途をたどっており、20年後には70%増加し、がん患者は年間2500万人生まれると予測されている。新たに発生するとみられる患者の半数は、予防が可能な生活習慣病に起因する。収入の高い国では喫煙や飲酒、加工肉の摂取、運動不足が原因となることが多いとされる一方、収入の低い国では子宮頸がんのような感染症のリスクが懸念されるという。

報告書の執筆者の1人であるニューサウスウェールズ大学のスチュワート教授は「がんの爆発的増加に対抗するには、予防が最も重要だ」と話し、糖分の過剰摂取をはじめとする食習慣を変える必要性を指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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