Record China 2020年8月19日(水) 11時20分
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18日、韓国・マネートゥデイは「霊長類への動物実験で、新型コロナウイルスのワクチン・治療剤候補物質の効能が確認された」と報じた。資料写真。
2020年8月18日、韓国・マネートゥデイは「霊長類への動物実験で、新型コロナウイルスのワクチン・治療剤候補物質の効能が確認された」と報じた。
記事によると、韓国生命工学研究院(生命研)は同日、生物安全3等級施設(ABSL-3)を活用した霊長類感染モデルの実験で、韓国の企業が開発した治療剤・ワクチン候補物質の抗ウイルス効能を検証したと発表した。
生命研によると、コロナに感染した霊長類にA抗体治療剤の候補物質を投与したところ、24時間後に活動性のあるウイルスが検出されなかったという。
また、BDN(遺伝子)ワクチン候補物質投与群の場合、3カ月間で計3回にわたって霊長類に接種した後にウイルスを注入した結果、48時間以降から主要感染経路である上部気道で検出されず、対照群(接種していない感染モデル)に比べて発熱症状も現れなかったという。
生命研のリュ・チュンミン感染病研究センター長は「該当治療剤・ワクチン候補物質に対しては、臨床第1相試験を推進する計画」と話したという。
これを受け、韓国のネット上では「早く開発されますように」「最近また教会関連の感染者が増えて怒りがこみ上げてきたけど、このニュースで少し息抜きができた」「コロナを克服して、世界のバイオ先駆者になってほしい。韓国ファイト」と期待ムードが高まっている。
一方で「臨床第1相試験もしてないとなると、まだまだ道のりは遠い」と冷静な声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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