Record China 2020年8月13日(木) 22時20分
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中国紙・環球時報のニュースサイトに12日、「日本人がマスクを着用する理由がいかにも日本的」とする記事が掲載された。
記事は「日本の共同通信の11日付報道によると、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本人がマスクを着ける動機は、感染が怖いからでも他の人を守るためでもなく、みんなが着けているからであることが調査研究で明らかになった」と伝えた。
記事が取り上げたのは、同志社大の中谷内一也教授(社会心理学)らのチームが、感染者の増加が続いた3月下旬、年齢や居住地などの構成が日本の縮図となるよう1000人を選び、インターネットでマスク着用の理由や頻度を尋ねたもの。「感染すると症状が深刻になる」などの理由と着用頻度との結び付きの強さを解析すると、断トツは「人が着けているから」で、「他人の感染防止」はほぼ関係なかった。
この話題について、中国SNSの微博(ウェイボー)では、「これが日本の同調圧力」「ちょっと恐ろしい。もしみんなが着けていなかったら、着けたくても着けられないということか」「中国人は政府の要求・指示に従う」「理由はどうあれマスク着用は必須」などのコメントが寄せられていた。
また、「各国の国民性を的確に表した沈没船ジョークを思い出した」とし、「英国人、米国人、ドイツ人、日本人が乗っている客船が沈没しかかり、脱出ボートの数が足りないため、船長は乗客を海に飛び込ませなければならなかった。船長はそれぞれどんな言葉をかけたのか。英国人に対しては『紳士は飛び込むものです』と言った。米国人には『飛び込めばヒーローになれますよ』。ドイツ人には『これは命令だ』。日本人には『みんなもう飛び込みましたよ。なぜあなたは飛び込まないのですか』」と書き込む人もいた。(翻訳・編集/柳川)
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