Record China 2014年2月2日(日) 18時59分
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30日、大沢樹生・喜多嶋舞の息子が父親の実子であるかどうかをめぐって最近注目されているDNA検査で、親子鑑定を依頼する男性が日本で増えているという。資料写真。
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2014年1月30日、大沢樹生・喜多嶋舞の息子が父親の実子であるかどうかをめぐって最近注目されているDNA検査で、親子鑑定を依頼する男性が日本で増えているという。日本華字メディア・日本新華僑報網が伝えた。
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これまでの日本社会では、子供の認知を男性に求めるため、女性がDNA鑑定を依頼するケースがほとんどだったが、最近では女性の不倫が増えたことなどから、親子鑑定を求める男性が急増しているという。1998年からDNA鑑定を行っている民間企業・Solutionによると、毎月平均で60〜80件の依頼があり、そのうち男性からの依頼はこれまで全体の1割程度だった。だが、3〜4年前から男性からの依頼が3割に上昇。妻に内緒で鑑定を依頼する男性も、以前の2倍に増えている。
昨年4月からDNA検査による親子鑑定を行っているNPO法人遺伝子情報解析センターの代表理事・山田浩史氏は、「昨年12月に124件、今年1月は22日までにすでに160件の依頼があった」と話し、大沢報道の影響も認めている。依頼者の内訳は、母親側が4割で、父親側が4割。残りの2割は、父親側の祖父母だという。嫁の不貞を疑い、孫が自分たちと本当に血がつながっているのかを明らかにしたい祖父母からの依頼だ。
日本では需要の増大にともない、DNA鑑定が一般的なサービス業になりつつある。しかし、道徳的観念からいえば、DNA鑑定は「パンドラの箱」になりかねない。「家族のあり方で重要なのは血縁関係ではなく感情だ」と専門家は主張している。再婚や代理出産、里親など、家族形態が多様化している日本社会では、血縁関係は本当に重要なのだろうか。親子関係を決めるのは、DNAなのか、それとも個人の感情なのか、日本社会は難しい選択を迫られている。(翻訳・編集/本郷)
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