Record China 2020年8月9日(日) 11時50分
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6日、韓国メディア・韓国経済は、韓国政府が世界初となる6G商用化に向けて2000億ウォンを投入すると報じた。資料写真。
2020年8月6日、韓国メディア・韓国経済は、韓国政府が世界初となる6G商用化に向けて2000億ウォン(約178億円)を投入すると報じた。
記事によると、韓国政府は同日、丁世均(チョン・セギュン)首相の主宰で「第12回科学技術関係長官会議」を開催し、6Gの商用化を骨子とした「6G時代を先導するための未来移動通信R&D推進戦略」を議決した。今回の戦略では、次世代技術の先取り、標準・高付加価値特許の確保、研究・産業基盤造成といった3戦略8課題が提示され、2021年から5年間で総額2000億ウォンが投入される予定だという。
6Gは5Gに比べて速度が50倍以上速くなると予想され、これを通じてAR(拡張現実)の他、ホログラム、遠隔診療といった「超臨場感サービス」とコンテンツの提供が期待されている。
また記事は「来年から国際電気通信連合(ITU)が6G国際標準化に着手すると予想されていることから、韓国政府は6Gビジョンの樹立、要求事項の定義などITUの国際標準化段階別先制研究と国際協調の強化を通じて標準競争での不確実性を最小限に抑え、技術の最終的な国際標準の先取りをけん引する構想を練っている」とも伝えている。
これを受け、韓国のネット上では「まだ5Gも安定してないのに」「まずは5Gから何とかしようよ」「必要ない。4Gでも動画やゲームもサクサクできる。5Gが使えないところも多いのに、何が6Gだ」「使えもしない5Gで稼ごうとする通信会社、それから市民らの怒りを考慮して」など否定的な意見が続出している。
また「政治家はいくらくすねるつもりだ?一部をくれたら6Gの開発を応援してあげよう」と皮肉交じりの声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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