Record China 2020年8月3日(月) 20時40分
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米中対立が深まる中、今年は朝鮮戦争開始から70周年を迎えることで、これをテーマにした愛国映画やドラマの制作が次々と明らかになっている。
中国では「抗美援朝」(「美」はアメリカを指す)とも呼ばれ、朝鮮半島の主権をめぐる争いとなった朝鮮戦争は1950年6月に勃発した。今年で70周年を迎え、さらに最近では米中関係が急速に悪化する中、この「抗美援朝」をテーマにした映画やドラマが、すでにクランクインしたものだけで複数あり、今後も増える可能性が高いと報じられている。
代表的なものは、監督&主演映画「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」(2017年)で、中国映画市場における歴代最高、アジアでも1位となる興行収入56億8400万元(約900億円)をたたき出したウー・ジン(呉京)が主演の映画「金剛川」。香港紙「明報」によると、中国共産党中央宣伝部が主導する作品で、投資額は4億元(約61億円)に上る。
同紙によると今年5月、米中貿易について1月の合意に基づく正式協議が行われた際、「金剛川」のプロジェクトは一度中止された。しかしその後は再開され、ウー・ジンは現在、遼寧省で撮影に入っていることが分かっており、一部の中国メディアでは今年10月下旬に公開予定と報じている。
このほか、大手映画会社の博納影業(ボナ・フィルム)が映画「冰雪長津湖」の制作を明らかにしており、同作は昨年末にクランクインし、一時は新型コロナウイルスの影響で中断したものの、先月再開されている。また、映画「最後的防線」や「血戦上甘嶺」、ドラマ「跨過鴨緑江」といった作品の制作も明らかになっている。(Mathilda)
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