Record China 2020年7月30日(木) 12時20分
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28日、韓国・SBSによると、インドネシア・ジャカルタのクリーニング店に韓国の軍服が大量に並んでいるとみられる映像がSNS上に掲載され、現地警察が捜査を行っている。写真はジャカルタ。
2020年7月28日、韓国・SBSによると、インドネシア・ジャカルタのクリーニング店に韓国の軍服が大量に並んでいるとみられる映像がSNS上に掲載され、現地警察が捜査を行っている。
記事によると、ジャカルタでは先週、クリーニング店に大量に並ぶ軍服を映し「中国の軍服だが、たった今、(北ジャカルタの)クラパガディンのクリーニング店で洗濯した。中国軍は戦争に出る準備を終えた」と主張する映像がSNS上で拡散した。しかし、通報を受けた現地警察が捜査を行ったところ、クラパガディン地区にある42のクリーニング店のうち軍服を預かっている店はなかった。また、映像の軍服は中国軍ではなく韓国軍のものであることが確認された。警察は「映像の制作者と拡散者に対する捜査を続けている」とし、「虚偽事実が確認された場合は最大4年間の懲役が科せられる」と説明したという。
これを受け、現地の韓国大使館にも「真偽を確認してほしい」という声が寄せられているという。映像の中の軍服には韓国陸軍のシンボルマークなどが付いている。また、「キム・セグァン」と書かれた名札が付いているものもあるという。韓国大使館関係者は「(映像の中の軍服は)10年前に変更された旧型の一般私兵用戦闘服で、陸軍と空軍のものとみられる」とした上で「韓国では旧型の軍服を中古取引して無罪判決が言い渡された例がある」と説明したという。
これに韓国のネットユーザーからは多くのコメントが寄せられているが、大部分は「リサイクルボックスに捨てられたものが輸出されたのだろう」と予想し、「捜査するほどの問題でない」と主張するものとなっている。
ただ、一部からは「旧型だから無罪かもしれないけど、部隊マークがすべて流出してしまった。ネットで調べれば分かることだけど、それでも軍服を処理するときは部隊マークと名札は外すべきだ」「最近の軍はどうしようもない。軍服を廃棄せずに売ってしまったのか。情報の流出だ」などと懸念する声も上がっている。(編集・翻訳/堂本)
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