Record China 2020年7月28日(火) 20時20分
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28日、韓国・聯合ニュースなどによると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、朝鮮戦争休戦協定締結日の27日に演説し、核保有の正当化を主張した。写真は北朝鮮。
2020年7月28日、韓国・聯合ニュースなどによると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、朝鮮戦争休戦協定締結日の27日に演説し、核保有の正当化を主張した。
記事が28日の朝鮮中央通信の報道として伝えたところによると、金委員長は演説で「われわれの頼もしく効果的な自衛的核抑止力によって、国の安全と未来は永遠に担保できるだろう」と述べた。
その上で、朝鮮戦争の開戦から70年を振り返り、「決して平和な時期だったとは言えず敵との激烈な対決の連続だった」とし、「痛みが再び繰り返されないよう、戦争そのものを抑止できる絶対的な力を持たなければならない」と強調。「われわれは逆境を乗り越え、圧力や挑戦に勝利し、核保有国として発展の道を歩んできた」と核保有を正当化した。
これに、韓国のネットユーザーからは、「金委員長は毎年のように同じことを言っている。うんざりだ」「核をちらつかせて体制維持を図ろうとしている」「金正恩氏が核放棄の考えがないことは誰もが知っていること」などと冷ややかな声が上がっている。
その他「核開発にそそぐ力を経済に注げば、韓国に劣らぬ暮らしができるのに。自滅の道も遠くないようだ」「核放棄の意志がないことを公式に認めたということは、米朝対話も南北交流も行う意志がないということだろう。これまでの発言は全て偽りだったことになる」「同じ民族同士、平和に暮らそうよ」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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